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TP701Cが電源の異常から復帰したと思ったのも束の間、今度はキーボードの異常に見舞われて当分DL入りしてしまったことから、Windows3.1で運用するマシンが必要となり現役復帰させたのが、このマシン富士通FMV-4100NU/Y。
CPUは486DX4-100MHZ。メモリは40Mに増やしてある。HDDはオリジナルでは700MB程度だったと記憶しているが、ちょっと定かでない。いまは2GBのを入れている。
このマシンは、わが家にある古いノートマシンたちの中でも一番初めに購入したマシンだ。
1996年の年末だったと思う。そのころ仕事で必要に迫られて、「安くてそんなに速くなくてもいいからとにかくWin95の動くマシンを」と探しまわって秋葉原のショップでアウトレットで出ていたのを約100k円で購入した。
アウトレットとはいえ新品だったし、これは当時としてはかなり安い値段であった。そのとき見つけた対抗馬は、これもすでにアウトレットになっていた98NoteNe2で、それもほぼ同じ値段だったと思う。
しかし、その時点ですでに旧世代機になっていたことは間違いなく、プレインストールされていたのはWin3.1であった(だからWin95になってから貼り付けられるようになったWindowsシールも無い)。CD-ROMドライブもなく、リカバリ用CD-ROMも付属しておらず、HDDの内容を自力でフロッピーへバックアップしなければならなかった。
その手順が取扱い説明書に書いてあるのだが、そこには「この作業は10時間程度かかります」と明記されている。いま考えると、実にものすごいことをユーザに要求しているが、当時はそれも当然かなと思ってギコギコとフロッピーをとっかえひっかえしたわけだ。
いまもそのときにバックアップしたMS-DOS、Windows3.1、各種ドライバ、一太郎6、Lotus123 5Jなどが手元に残っている。たしかゲームなど、「復元できなくてもいいだろ」と思ったものはバックアップしなかったので、10時間ということはなかったと思うが、フロッピー50枚ちかくはあるはずで、相当な時間がかかった。
そのバックアップのあと、当初の目的通りすぐさまWindows95にアップデートしたので、それ以来Windows3.1をこのマシンで使うことはなかったのだが、休眠中だったこのマシンにめぐりめぐってWindows3.1を再び入れることになったわけだ。
このマシンをつかって、TP701CでやりきれなかったWindows3.1でご機嫌をうかがうというのをやってみる。
前項でも参考にさせていただいたこちらのサイトでは、無線LAN用のODIドライバを用いてNDISドライバが必要なMS Workgroup Connectionを利用する方法が解説されている。
つまり、ODIドライバとNDISドライバをブリッジする方法が書かれているわけだが、それなら、起動時に「Microsoft LAN Manager」のクレジットが流れるWEBBOYでも使えそうである。
まず、またしてもこちらのサイトの解説に従い、ODIとNDISの橋渡しになるODINSUP.COMを入手。同時にNetware関係のファイル(LSL.COM)も入手。
さらにWorkgroup Connection用の設定を参考に、いろいろ試行錯誤をしてみて、次のような設定に落ち着いた。
config.sys
REM PCMCIAドライバ
DEVICEHIGH=D:\PICOCARD\CNFIGNAM.EXE /DEFAULT
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMSS.EXE
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMCS.EXE
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMSCD.EXE
DEVICEHIGH=C:\wvlancad.sys <−無線LANカードドライバ
DEVICEHIGH=C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\PROTMAN.DOS /I:C:\WEBBOY\NTSDOS\WL\
DEVICEHIGH=C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\NTSTS.DOS
autoexec.bat
SET PATH=C:\WEBBOY;C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN;%PATH%;
lsl.com
wvlan43.com <−無線LANカードドライバ
odinsup.com
SET MPM_INI=C:\WEBBOY\DATA\MICROPM.INI
SET MW_INI=C:\WEBBOY\DATA\WEBBOY.INI
SET SOCKET=0
C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\NETBIND
c:\webboy\ntsdos\wl\protocol.ini(\ntsdos以下に\wlというディレクトリを作った)
[PROTMAN]
Drivername = PROTMAN$
Dynamic = Yes[NTSTS_XIF]
DriverName = NTSTS$
UseMemory = HMA,EMM,UMB
RcvWindow = 2920
VCs = 12
VCReceiveLarge = 6
VCSends = 6
Load = NTSTS.DOS[cbr]
LANABASE = 0
;
; Uncomment (Remove the";") from the BootpFlag if you
; choose DHCP.
;
BootpFlag = DHCP <-DHCPの利用のためにこの行を生かす
;
; Comment out the next 4 lines if using DHCP
;
; IPAddr = [] <-DHCPを利用するためにここから4行コメントアウト
; DNSAddr = []
; DNSBackAddr = []
; GatewayAddr = []
DefaultDomain = hogehoge.com
NetSubNetMask = [255.255.255.0]
NetworkName = Local
Bindings = "WVLAN43" <-変更
;Uncomment if using token-ring LAN connection.
; TOKEN-RING = Yes[DRIVER_NIF]
; IOADDRESS = 0x300
; INTERRUPT = 0x5
; DriverName = EXP16$
c:\webboy\ntsdos\bin\net.cfg
Link support
MAX stacks 8
BUFFERS 10 1518
Link Driver WVLAN43
Wireless_Network_Name ANY
FRAME ETHERNET_802.2
FRAME ETHERNET_II
FRAME ETHERNET_SNAP
PROTOCOL IP 0800 ETHERNET_II
PROTOCOL ARP 0806 ETHERNET_II
Protocol odinsup
BIND WVLAN43
BUFFERED
また、
lsl.com
odinsup.com
wvlan43.com
net.cfg
の4ファイルは、
c:\webboy\ntsdos\bin 以下に配置した。
それから、DHCPを利用するために、起動ドライブのルートに\ETCというディレクトリを作成しておく必要がある。
以上でWEBBOYでも無線LANカードが利用できるようになったはずである。
これで、Linux cafeにも持って行け・・・るかな?
LANカードを用いて、有線でネットに接続することはできた。となると次は無線でというのが人情(?)というもの。
しかし、手に入りやすい無線LANカードでDOSをサポートしている製品は見たことがない。(有線LANカードでさえ、DOSサポートを明示した製品は非常に少なくなってきてる今日このごろ)
DOSで無線LANというのは、話には聞いたことがあったので「無線LAN DOS」で検索すると、いろいろと情報が得られた。
それらの情報を総合すると、どうやら「Lucent社製のチップを用いたカードであれば、同社が提供するDOS用のドライバが利用可能」ということである。
ラッキーなことに、ワタシが持っていたMelco製のPCI-WL-11GPというカードは、このLucentチップを使った製品ということがわかった。
いろいろと検索しているうちに発見したこちらのサイトに従い、さっそくここからドライバをダウンロードしてくる。
このアーカイブに含まれているのは、ダイレクトカードイネーブラ、ODIドライバ、パケットドライバなどだ。DOSによるLANでよく利用されるMicrosoftのLAN Managerなどで必要なNDISドライバは含まれていない。
ここで参考にさせていただいた「Wireless LAN on DOS by FakeSE」というサイトは、おもに無線LANカードをつかったリカバリディスクの作成に主眼がおかれているが、ドライバの入手から様々なマシンでの設定など、非常に参考になる情報が多く記載されている。結局ワタシはほとんどここからの情報だけですべて設定できた。
とりあえず、やりたいことはメールの送受信とか、ブラウザの利用とかなのだが、ダイレクトイネーブラとパケットドライバがあるので、とりあえずパケットドライバを使うWATTCPに対応したアプリケーションを動かすのは何とかなりそうだ。上記のサイトにあったパケットドライバの利用の部分を参考にして設定してみた。
config.sys
DEVICEHIGH=D:\PICOCARD\CNFIGNAM.EXE /DEFAULT
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMSS.EXE
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMCS.EXE
DEVICE=D:\PICOCARD\PCMSCD.EXE
DEVICE=C:\wvlancad.sys <- 追加行
参考にしたサイトでは、これをダイレクトカードイネーブラとして利用しているので、オプションを添えてロードする例が書かれているのだが、ここではInterTopオリジナルのPCMCIAドライバも同時に用いているので特にオプションは指定しなくても大丈夫である。
autoexec.bat
C:\wvlan42 /l
packet.ini
Wireless_Network_Name = ANY <- SSIDにあわせてやる
packet.iniに関しては、これの他はオプションのまま。
当然、無線LANの設定でWEPの設定がされているのであれば、
Enable_Encryption = Y
Keyx = xxxxxx
などの設定を加える必要がある。
これで、あとは通常のLANを利用するときと同じようにWATTCP.CFGなどを設定してやればOKだ。
これは、ここに書いたのと同様、あまり苦労なくできた。パケットドライバさえ動かせれば、今までのWATTCPを用いるソフトが利用できるというのは便利だ。
ただ、この設定では、無線LANの醍醐味(?)である、フリースポット(ホットスポット)などでの利用が出来ない。DHCPでのアドレスの取得などが出来ないからだ。
通常フリースポットではDHCPを使って、マシンのIPアドレス、ゲートウェイのIPアドレス、DNSのIPアドレスなどを取得する。
WATTCP環境化では、前述したdhcpc.exeは利用できるものの、それではゲートウェイのアドレスは取れない。 さて、どうしようか?
実はMS LAN Maneger や Network Client for DOS などでプロトコルにTCP/IPを選択するとDHCPを利用することが出来るのだ。
だが、別項で書いたようにTCP/IPを利用しようとすると、おそろしくメモリを消費してしまうので、単純に組み込むというわけにもいかない。そこで、TCP/IPを利用する設定を独立して作ってしまうことにした。
LAN Manegerはすでに利用したので、勉強のためにもと思って、Network Client for DOSを新たにインストールし、プロトコルでTCP/IPを組み込んだ。そしてこれを無線LANでも使えるようにして(詳細は前記サイトを参考にした)、DHCPのクライアントでIPを取得し、その後にipconfigコマンドで確認する。そしてその値をwattcp.cfgに書き込んでおいて、一旦リセットし、無線LANでパケットドライバを利用する設定で起動し直すという手順だ。
回りくどいが、一旦IPを取得してしまえば、通常はしばらくリースは切れないので問題なく利用可能である。