オフラインでWEBをブラウジングするといっても、INTERTopなので、電車でちょこちょこと新聞サイトを見たり、ニュースを見たり、というPDA的な目的ではあんまり使わないような気がするわけで、どちらかというと、旅行に行くとき関係サイトをごっそりダウンロードしておいてガイド代わりにして電車の中で読みながら行くとか、お好みのblogとかテキストぎっしりなサイトをダウンロードしておいて、暇なときにまとめて読むとか、なんかそんな使い方のほうがありそうな感じがしたりするわけで。
設定ファイルの編集
まあ、ともかくINTERTop + WebBoyでオフラインブラウズするための設定を考えてみる。
まず、オフラインの場合、ネットワーク関係のドライバとかその類は必要ないわけで、WebBoyの動作に関係のないものについては外してしまう。
config.sysの中の、
REM --- 以下の行は WebBoy for DOS 用に加えられました ---
から
REM --- 以上の行は WebBoy for DOS 用に加えられました ---
までの部分をコメントアウトして無効にする。つぎに、autoexec.batの
C:\WEBBOY\NTSDOS\BIN\NETBIND
の行をコメントアウトして無効にする。
以上でWebBoy起動時のコンベンショナルメモリの確保できる量はだいぶ増やすことが出来る。
また、もしオフラインで見るコンテンツが、すべて本体内のCFカード(c:ドライブ)に収まっているのならば、PCカードドライバの部分も無効にしても大丈夫なわけだが、私の場合、母艦となるマシンからCFカードをつかってコンテンツを持ってくるつもりなので、これはやめておく。
コンテンツの作成
つぎに、見るべきコンテンツを用意することにする。
基本的には、コンテンツのダウンロードは母艦となるマシン(Windows)でおこない、その結果をINTERTopに持ってきて見るという方法で行うことを想定している。
というわけで、まずWindowsマシンでほしいコンテンツをダウンロードする。これに関しては優れた自動巡回ソフトがいろいろとあるので、なんでもお好きなのを使ってもらえばいい。・・・というわけにはいかない。
なぜなら、INTERTopに持っていく場合、これらのコンテンツのファイルがすべてDOSの8.3形式のファイル名になっていなければならないという大きな壁があるわけで。
これがファイルの数が少なければ、手作業で置換したり、Perlなどのスクリプトで置き換えたりということも考えられなくもないのだけど、ファイル総数が何百という数になると、とてもやっていられない。
そこで見つけたのが、WinHTTrackというWEBサイトをミラーリングするというフリーウェアだ。もとはHTTrackというUnix系OSのコマンドラインで利用するツールのようで、それをWindows向けにPortされたものらしい。
嬉しいことにDOSの8.3形式で保存するというオプションがあり、それを指定することによってそのままDOSで使えるデータを得ることが出来る。
さらに保存時に元のサイトのディレクトリ構成を保持することも出来れば、ある一つのディレクトリにHTMLファイルをすべて収め、他の\imagesというディレクトリにすべての画像ファイルを収めるというような保存方法も指定することが出来る。
元々が英語のソフトなので、ワタシなぞはドキュメントを読んでも100%理解できるわけではないのだけど、WinHTTrackはGUIで操作可能なので、通常の操作ではある程度想像力を豊かにしながら操作すれば、だいたいのことは出来ると思う。またこちらのサイトではWinHTtrackについて、かなり詳しく説明されており大いに参考にさせていただいた。
もうひとひねり
以上の作業で、一応INTERTop+WebBoyを使ってオフライン・ブラウズができるようなデータはできあがった。しかし、ここはメモリの少ないINTERTop対応ということで、さらに画像の再圧縮を行っておく。たぶんメモリを8MBぐらい積んだマシンであれば、何の問題もないと思われるし、INTERTopでもとくに画像が欠けたりしなければ必要はないのだけど。
画像の変換にはIrfan Viewを用いた。このツールは大変有名なツールなのでもはやここで何も書くこともないのだけれど、サブディレクトリまで含めて指定ファイルを一括で変換できるという素晴らしい機能を持っている。
これを使って、jpgは20以下ぐらいまで品質を落とし、gifなども色数を減少させて少しでもメモリの使用を少なくするようにしてみた。
厳密にどの程度の改善があったのかは定かではないのだけど、実感として変換後には表示可能な画像の数やサイズが改善されているようだったので、画像がまったく表示されないよりは、美しくないものの情報としての画像があった方がいいというような場合には、手間をかけるだけのことはあるように思う。
また、Irfan Viewはコマンドラインでも多数のオプションを指定可能なので、WinHTTrackに同梱されるコマンドライン版のHTTrackと組み合わせることによって、たびたびダウンロードしたいようなサイトに関してはスクリプトにまとめることによってバッチ処理が可能なのではないかとも思う。(たぶん、そんなときにHTTrackのすべての画像を一つのディレクトリに収めるようなオプションが活きてくるのではないかと思う。)
Posted by mura at July 5, 2004 6:39 PM