WEBの利用は、テキストブラウザのBobcat-Jを使うことでかなりのことができるが、やはりグラフィカルなブラウザが利用できると楽しいし、なにかと役に立つこともある。
DOSで利用できるグラフィカルなWEBブラウザとなると非常に選択肢は少なくて、現実的な選択は、やはりIBMのWebBoyの導入しかないように思える。WebBoyは市販ソフトウェアであり、価格も安いとはいえないものなので、あまり強く推奨もできないのだが、他に選択肢がないというのが現実だ。IBMのサイトから体験版がダウンロード可能なはずなので、いちどどんなものか試してから決めるのが良いのではないかと思う。
先日、IBMのサイトにアクセスしてみたところ、Webboyのページは削除されていました。「検索」ではヒットするのに・・・。
したがって、現在試用版やアップデータなどはダウンロードできないようです。(2005/02/17)
2005年2月24日、M's FolderのコメントとしてpanzervorさんからFTPのアドレスを教えていただきました。
ftp://ftp.jp.ibm.com/pub/pspj/webboy/
です。
WEBBOY Ver.4は高機能版と標準機能版をインストール時に選択でき、マニュアルに示された仕様では、高機能版は8MB、標準機能版では4MBの拡張メモリが必要であるとされている。
高機能版では、JavaScript、SSL、Cookieなどが利用できるので、インストールするのであれば、ぜひこちらを選択したいものだが、InterTopには拡張メモリは4MBしか装備されていないので、この要求仕様に従えば標準機能版しかインストールできない。
だが、ここは敢えてダメもとで高機能版のインストールを行ってみることにする。もし動かなければ全部消去して、標準機能版を入れなおせばよい話なのだから。
WEBBOYのインストールはフロッピーディスクから行うことになるので、LAN Managerを使って構築したネットワーク接続を使って、母艦のフロッピードライブを用いておこなう。インストールの途中で搭載されているメモリのチェックなどは行われないので、無茶に思える高機能版でもインストール自体は最後まで行われ、必要なファイルは所定の場所にコピーされる。
インストールしてみた実感から言えば、InterTopの4MBのメモリであっても、高機能版の詳細設定でDesktop-On-Callの機能をはずせば、標準機能版とほぼ同様の感覚でブラウジングできたといってもよく、とくにメモリ不足の警告が多く出るという感じではなかった。(いずれにせよ、容量の大きなページに対してメモリ不足の警告が出てしまうのは覚悟の上で利用しなければならないのだが。)
厳密に言えば高機能版ではより多くのメモリが要求されているのだろうが、一般的なページの閲覧に際しては、JavaScriptやSSLの設定を有効にしたかどうかよりも、画像を表示するかどうかを変更したほうがメモリ不足を引き起こす影響が大きいように思えた。
最近ではパソコンの処理能力も通信回線の環境も一昔前に比べて格段に向上し、それにともなってWEBページのコンテンツの容量も大きくなる傾向が顕著なため、非力なマシン(言い換えればWebBoyぐらいしかブラウザの選択肢のないようなマシン)では、閲覧の困難なページが増えているのが実情だろう。しかし、その一方で小さい容量であることが要求されるPDAや携帯電話向けのコンテンツも増えつつあり、そのようなコンテンツをうまく利用することでWebBoyでも十分に活躍の余地は残されていると思う。
また、動作の軽快さからいえばテキストブラウザであるBobcat-Jのほうが優る点も多く、画像や画面のデザインを見なければならないページと、テキストの情報だけで十分なページとで両者を使い分けることで、より効率のよいブラウジングができるようになるのではないだろうか。
マウスについて
WebBoyはマウスに対応したアプリケーションであるが、InterTopのタッチパネルで代用することはできない。(マウス互換のドライバも存在するやに聞いているが、ワタシは確認していない。)
そもそも、ワタシの場合タッチパネルは取り外してしまっているので、ポインティングデバイスは全くない状態である。
WebBoyはマウスがなくても操作できるようにつくられたソフトなので、InterTopでも決定的に困るということはないのだが、リンクの多いポータルサイトやニュースサイトなどでは、目的とするリンクは真ん中に見えているにもかかわらず、左側に縦にナビゲーション用のリンクなどがいっぱい並んでいるために、HTMLのソース上で先に記述されているそれらのリンクをTabキーで一つずつ移動させていかなければ目的のリンクにたどりつけないということもよくある。
そんなときのために、キーボードでマウスの動きをエミュレートするソフトを探したのだが、Windows用のものはいろいろあるものの、DOS版のものでグラフィック画面でも利用できるものは一つしか見つからなかった。Nakov Mouseというもので、マウスドライバとともにこれを常駐させることにした。
これはAlt+矢印キーで上下左右、Alt+Enterで左クリックをエミュレートするのだが、残念なことに右クリックのエミュレートがない。WebBoyでは画像上の右クリックで保存のメニューが出るようになっているので、これができないのは非常に残念である。どこかにいいソフトはないだろうか・・・。