タッチパネルはInterTopの最大の特徴といってもいいデバイスなのだが、皮肉なことにそのタッチパネルが最大のウィークポイントであるともいえる。これのおかげでただでさえ見えにくいカラー液晶が更に見にくくなっているのだ。
ネット上においても、このタッチパネル取り外しの事例はいくつかみられ、取り外し後に液晶の視認性が大きく向上したことが述べられている。
ワタシ的には、これまで使ってきた新旧モバイル・ギア(MK-12とMC-R300)やThinkPad220、CassiopeiaA-60などの経験からタッチパネルは特に必要ないということが分かっていたし、今回は二度とオリジナルのメニュー環境には回帰しないという前提があることから、購入時から取り外すことを念頭においていた。
DOSでもポインティングデバイス(主にマウスだが)を利用するアプリケーションやゲームは少なくなく、もし、このInterTopのタッチパネルのドライバが標準的なマウスのドライバと互換性があったなら、すこしはその視認性の悪さをカバーしたかも知れないのにと思うと残念だ。
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取り外しの実際はこちらのサイトに写真入りで詳しく述べられているので参考にさせていただいた。ただ、このページで記述されているものとワタシの持っているIT20ではタッチパネルを固定しているテープの貼られかたが裏表反対で、ワタシのものはタッチパネルは液晶パネルの方に貼り付けられていた。おなじInterTopでも形式の違いや生産時期によって仕様の異なるものがあるということかもしれない。
それと、注意すべき点としては、液晶パネル裏のアルミの外装を外してから出てくる液晶パネルを固定しているネジのいくつかが、非常に強固に止められていたということだ(カタいのなんの)。かなり注意深くやったつもりだったが、ワタシは2つほどナメてしまい後からずいぶん苦労した。ドライバのサイズや品質にも十分気をつけた方がいいかもしれない。
タッチパネルを取り外してみると、液晶の表面はややマットな処理がされているため映り込みが少なく、視認性はかなり向上する。
さすがに直射日光下では何もみえないが、昼間の屋外でも輝度を上げれば見えるようになったし、白っぽい服装などで操作すると、それがタッチパネルの表面に映り込んで見にくかったことなどが大幅に改善された。
ワタシにとって、タッチパネルははじめから必要のないものであったが、そもそもInterTopにとってタッチパネルはどうしても必要なものだったのだろうか。もしもタッチパネルを全面に押し出すのであれば、液晶とタッチパネルそのものの品質をもっと向上させ、OSあるいはシェルについてもタッチパネルによるコントロールにふさわしいものを載せるべきであった。一方、まともなキーボードが使えてテキスト入力のできる小型携帯端末としてアピールするのであれば、ポインティングデバイスとしてのタッチパネルは最善の選択であったとは思えない。液晶の視認性を犠牲にしてまでタッチパネルに固執せず、なにか他のポインティングデバイスを提案すべきであっただろう。