![]()
旧世代小型電脳活用第一弾。
最後のDOSマシンといわれる富士通InterTop Model20からオリジナルのシェルをはずし、純然たるDOS機として活用する方法について。
富士通InterTopは1997年に登場したDOSベースの小型携帯端末である。
特徴としては、
・タッチパネルを採用した360°回転可能なカラー液晶画面
・モデムを内蔵しインターネットにも対応
といったところだろうか。
さらにスタイルの面では1997年度グッドデザイン金賞授賞という輝かしい経歴も持っている。(ちなみに、twentieth anniversary MacintoshとNINTENDO 64 も同年金賞を授賞した。)
発表当時は小型端末愛好者からは携帯型ワープロの傑作機OasisPocket(オアポケ)の後継機とも見なされ、その登場は大きな期待をもって迎えられたが、そのハードウェア・ソフトウェアの両面にわたる妙な中途半端さゆえか、その期待を見事に裏切った機種でもあった。(初登場後一年も経過しないうちにハード・ソフト両方のブラッシュアップ版ともいえるmodel20が投入されたってことは、相当大変だったんでしょうね。)
その後DOS版InterTopは大きなモデルチェンジを迎えることもなく、WindowsCE版InterTop CXシリーズへその道を譲ることとなるわけで、当時すでにキーボード付き小型端末のOSはほとんどWindowsCEで占められており、ノートパソコンでもWindows98が登場しようという時期であったことから、DOSをオリジナルのOSで搭載するマシンは一般ユーザの向けとしてはほとんど存在しなかった。そんなわけでInterTopは「最後のDOSマシン」の称号を冠されるに至る。(初めてこの称号を使ったのはどなたなのかは存じません。)
さて、2003年2月。秋葉原の某中古販売店でそのInterTop model20にめぐり合う好機を得た。登場当時からの不人気がここまで影響しているのか、同じ棚に並べられたモバイルギアのMKシリーズが2万円以上の値をつけているのに比べ、InterTop君は約\8,500。いくらタッチペンが欠品とはいえ、あんまりといえばあんまりな差である。その落差に心が動いたわけじゃないのだが、一期一会がアキバの掟。その日からInterTop君は新たなる旅路へ就いたわけだ。
プロセッサ:1Chip PC/AT互換CPU(486SX相当)
記憶主記憶:4MB
補助記憶:12MB(コンパクトフラッシュ)
液晶方式:透過型(バックライト付)カラーSTN *タッチパネル装備
液晶サイズ/表示色:7.2型/256色
解像度:VGA(640×480ドット)
入力キーボード:本体一体式(キーピッチ15mm)
ポインティングデバイス:タッチパネル
本体設計構造方式:ATアーキテクチャー準拠
内蔵モデム速度:DATA:最大33.6Kbps/FAX:最大14.4Kbps
インターフェース:PCカードJEIDA Ver.4.2(PCMCIA2.1)TypeII仕様準拠×1スロット、赤外線ポートIrDA Ver.1.0(115Kbps)/通信可能距離20〜50cm、RS-232C MINI-10Pin
電源供給方式:ACアダプタ(100V 50/60Hz)または内蔵リチウムイオンバッテリ
バッテリ稼動時間:約2.5〜3時間(フル充電の状態でバックライトが低輝度の場合)
バッテリ充電時間:電源オフ/サスペンド状態で2.5〜3時間、電源オンで6〜7時間
消費電力:約9W以下(ACアダプタ入力)
※定格消費電力:約4W(バッテリ使用時でバックライトが低輝度の場合)
温湿度条件温度:5〜35℃、湿度:30〜80%(ただし結露しないこと)
外形寸法(mm): 210.0(W)×149.5(D)×29.0※突起部含まず
重量:約750g(バッテリ含む)