二〇〇八年 四月 二十八日(

旧暦 三月二十三日 先勝
戊子年 三月廿三日

NEXT

レイトショーでニコラス・ケイジ主演の「NEXT」を観た。

ずいぶん前に「ロック」を観てからかなぁ、ニコラス・ケイジのあの情けない表情をするときのハの字型の眉毛がなんとも印象的で、そればっかりが気になってしまうわけですが、今回の役もその表情の活きるヘタレな役でよかったすね。少なくとも途中までは。

ディックの原作は読んでないわけないんだけど、ほとんど思い出せないところを見ると、全然違う印象の話だったかも。

ニコラス・ケイジが好きで、SFが好きという人なら、そこそこ満足がいく映画ではないかと。

思いっきりネタバレだけど、最後はいわゆる「夢オチ」に近いかも。
ある種、落語のサゲに似た唐突さと、その後の脱力感は最近観た映画の中では一番ですな。で、そのラストシーンのニコラス・ケイジはヘタレ顔に戻ってなかなかです。
途中で語られるセリフがこの結末に繋がっていて、それを思い出してみると、ああナルホドね、となるんだけど、この展開を受け入れられない人にとっては、思いっきりクソな映画かもしれない。

途中で主人公の予知能力がなんだか増幅されてきて、予知っていうよりなぜか確率を支配できる能力みたいになっていくあたり、かなり都合よい進行だけど、その描写に関してはグレッグ・イーガンの「宇宙消失」を思い出させませたね。それが結構印象的。

Posted by mura at 2008年4月28日 12:35 | トラックバック
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