二〇〇七年 六月 十四日(

旧暦 四月二十九日 友引
丁亥年 四月廿九日

歌は世につれ、世は歌につれ?

昨日の夜、NHKテレビで佐野元春のスタジオライブをやっていた。SONGSという番組だ。

中学〜高校時代に「アンジェリーナ」、「SOMEDAY」、「Young Bloods」と経験した僕は、何枚かアルバム(もちろんアナログ)も持っていたし、佐野元春は今でも好きなミュージシャンの一人だ。特にアルバム「カフェ・ボヘミア」は受験期のつらい時期にくりかえし聴いた何枚かのアルバムの一つだった。

でも、昨日の番組は、残念ながらちっとも惹かれるところがなかった。たまたまチャンネルを変えたらやっていた番組なので、残念さはそれほどでもないけど、あぁ変わってしまったんだなぁ、という感じ。
まあ、それはそれで構わない。昔のスタイルでやって昔からのファンを喜ばせるのが、自分のやり方ではないということなのだろうから。

しかし、ここ数年、なんというか心にぐっと来るような音楽に出会わない。単に自分の感受性が退化しすぎているのか、本質的に僕の好きなものに出会っていないだけなのか。多分に前者のような気がするのだけど、あんまり認めたくないことではある。

昔好きだった元春の今の演奏を聴いて全然感じるところがないというのも、彼の正常進化に僕がついていけてないだけではないかと、心の片隅で変な心配をしてしまう自分もいるわけなのだけど、逆にそういうことを考える自分に自己嫌悪だったりもするわけで、考え出すとネガティブな正のフィードバックがかかっていく厭なパターンだ。

そうは言いつつも、毎日毎日2時間ぐらいはヘッドホンで何かしら音楽は聴いているわけで。
気づくと、ポータブルプレイヤーに入っている曲の半分以上が僕の生まれた頃か、それよりずっと前に出た曲になってしまっている。買っているCDも50〜70年代のモノばかりということで、いつも家に帰ってきてパッケージをあけて聴きながら、「こんなことでいいのか」と思う瞬間が、ほんの一瞬ではあるが、必ずある。自分にとって未知の領域を探索していることには変わりないのでけど、対象が確実に「今」ではなく「過去」なのだ。

確かに、若い頃でも新しいアルバムを買って聴くとき「いまこれを聴いてイイと思った自分はOKなのか?」と自問することはよくあったことで、それと同じようなことかもしれないんだけど、すんなり「いいもの見つけた♪」と思えるようなものに出会いたいという思いが募る今日この頃。

Posted by mura at 2007年6月14日 13:15 | トラックバック
コメント

正直わたしも最近はクラシックを聞いていますね。そしてたまと中島みゆきとユーミンを聞いています。
それについてわたしは自己反省することってないです。でも映画も音楽も古いもののほういいと思います。
新しくても面白いのって漫画くらいではないですか?

Posted by: かずみん at 2007年6月15日 15:02

今度ジャズのCD送りましょうか。新しいモノではないですが。

Posted by: かみー at 2007年6月20日 21:07

どもども。
ボーカル付きので良いやつを、送らなくてよいので教えてくださいな。

Posted by: mura at 2007年6月22日 12:31
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