二〇〇六年 六月 六日(火)
旧暦 五月十一日 先負 芒種
丙戌年 五月十一日 ほめ殺し6月に入った頃からだと思うけど、一部に日本語の入ったSPAMコメントが大量に押し寄せるようになってきた。 いくつかの日本語がテンプレート化されているらしく、繰り返し同じようなのが寄せられるんだけど、どれもこれも短い日本語でありながら、なんかおかしい。 (で、これらのコメントについてるリンクは、多くの場合悪意のあるサイトなので、じゅうぶん気をつけてくださいね。) 『ちょっと、このサイト本当にいいですね。』 いきなり気安いな。大阪のおばはんか。 『ここにあなたが持っているこのウェブサイトは本当にすばらしいですね。』 いかにも自動翻訳な日本語。 『なんでこんないいサイトを今まで見つけなかったんだろう?って思わず自分自身に尋ねてしまいました。すばらしい!』 自分自身に尋ねるなんて言わないけど、「・・・だろう?って思わず・・・」ってあたりが自動翻訳にしては賢い。 『ここを訪れるのは本当に楽しいです。すばらしい日々をお過ごしください!』 すばらしい日々って・・・。 『とっても雰囲気のいいサイト!ごきげんよう。』 ごきげんよう、って宝塚かいっ。 『とても面白い。ずっとこんな良い感じでいてください!』 ずっと・・・いてください。というのもパターン。 思わず、「やだ」と返したくなる。 『このサイトをあなたが作ったことを本当に感謝しています。とても面白いサイトです。』 で、誰に感謝してるの?神様ですか? 『このサイトにはじめておじゃまさせてもらいました とても有益で面白いサイトを見つけました!』 別に見られてじゃまでもないし、見つけましたって誰に言ってるのさ。 『この際とは本当に良い情報の源です。 』 ちゃんとした日本語変換使おうね。 『このサイトのコメント、いいですね。一早く更新されることを心待ちにしています。』 コメントが更新されるのを待ってるんかいな。一早く更新されるのを。 『こんにちわ。ただ、このサイトをどんなに楽しんだか伝えておきたかったんです。』 ただ? そして誰に伝えたいの? 『驚愕の内容!素敵な情報をありがとうございます!』 驚愕ってどこで覚えた日本語だよ。素敵と合ってないし。 『クールなサイト!また来ます。』 もう二度と来ないでとお願いしたい。 コメント
ふわははは。音楽雑誌の外タレ・インタビューを思い出しました。大全開で訳すと、そんな風に浮きまくりますねえ。英語表現はデフォルトでインフレ起こしてますから。 振り返れば今日も、「あなたのホッとした処が見られてとっても嬉しいデス!」みたいな出だしを、「安心して頂けたようで何よりです」ぐらいに押さえて出したような。50代のおっちゃんを、私の匙加減ひとつで「気色悪いオカマ野郎」にしてしまう危険性が常に付きまとう。・・・今気が付きました(笑)。 Posted by: けいこ at 2006年6月 6日 22:41感情を表現する言葉というのは、そのままじゃ訳せないですよね。
感情を押し殺すことは、ある意味美徳と考えられていますが、それはそれ以外のコミュニケーションの手段が存在しているからであって、コミュニケーション手段の中で言語が重要になっていっている状況の変化に日本語の表現方法が追いついていない感じがします。 ・・・カタいか。 Posted by: mura at 2006年6月 8日 13:03コメントする
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