二〇〇六年 二月 十三日(

旧暦 一月十六日 仏滅
丙戌年 正月十六日

スキーの長さ

ジャンプの原田選手。
よくよく波乱に満ちた星の下に生まれた人だと思う。

でも、世界のトップアスリートだろうと、やっぱり普通の人間なんだと思えるところが、なんとなく親しみがもてて好きだ。

ただ、どうも報道のしかたがちょっと間違っているように思えてならない。

主な新聞やスポーツ紙のサイトは、「身長174cmの原田の場合、規定で254cmまでのスキー板が利用できるが、そのためには61kgの体重が必要。原田の体重は60.8kgで200g足りなかった。」というものだ。

実際に原田が用いた板の長さは253cm。上のような勘違いを起こしたなら、どうして1センチ短い板を使ったのか?
この1センチが重要な意味を持つが故に細かいレギュレーションが定められているわけで、もし原田本人が174cmの身長と自覚していたなら254cmの板を使ったはずだ。

この部分の報道がちょっと詳しいのが、MSN毎日新聞。
それによると、原田は体重を勘違いしていたのではなく、「253センチまでの板が使える身長173センチの枠だったと勘違いしていた可能性がある。」としている。
全日本スキー連盟競技用品規格

たぶん、こっちが正しいのだと思う。
選手の身長の登録がどのように行われるのか分からないが、原田は自分の身長は173センチだと思っていたのに、実際はFISには174センチと登録されていたのだろう。

この行き違いにも、おそらく話を聞けば「なるほど」と納得できるような理由があるのではないかと思えてならない。

この点について、「私の勘違いでした。」のひとことで、長々と言い訳をしない原田選手の態度もたいしたものだと思う。

Posted by mura at 2006年2月13日 17:13 | トラックバック
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