二〇〇四年 八月 十九日(

旧暦 七月四日 仏滅
甲申年 七月初四日

アテネ

せっかくなので、オリンピックのことも少し書いておかないと。

個人的好みでいうと、野球とソフトに期待。種目として好きなことはもちろん、いずれも、このオリンピックで「金でなければならない」と期待され、さらにそのことを自らに課したチームだからだ。

正直言って、ワタシ的にはあんまり期待はしていない。両方とも金を獲る実力はあると思うが、ほかにもその実力を持つ国はあり、特別抜きん出ているワケでもないし。

なので、「金を獲る」ことよりも、金を獲らなければならないと自らに課したチームの戦いざまを見るのが楽しみ、という感じだ。

期待されすぎた日本人プレーヤの通例といっては、あまりにも紋切り型な見方だけど、ソフトは心配通り苦戦している。なんだか全然実力が出せていない感じだ。

野球はなかなかさい先の良い出だしで、3戦目にはキューバにも勝ったが、どうも個々のプレーヤの良さを活かして波に乗っているという感じではない。

むかしからスポーツ漫画でよくあるパターンだけど、実力はあるが勝つために楽しむことを否定してプレーするチーム、という雰囲気が漂うのは否めないな、と思う。
でも、それはそれで良い。その姿勢でメダルのプレッシャーを強烈に感じさせながら戦い抜いて欲しいと思う。

野球といえば、第2戦オランダ戦で中畑コーチの猛抗議が話題になった。
新聞報道などでは、30分近い猛抗議はオランダ戦に苦戦したことが背景にあるというようなことも書かれていたが、あれは決してそんなことじゃないと思う。

翌日のスポニチによれば、

五回、オランダが先発のマークウェルからヤンセンへ投手交代を告げると同時に中畑ヘッド、柴田、中村両マネジャーがベンチから飛び出した。オランダの先発オーダー表にはDHを含め先発10人しか表記されておらず、控え選手が1人もしるされていなかった。このため交代は認められないと主張して、規定に従って抗議用紙に抗議料の200ドルを添えてバックネット越しに大会技術委員へ提出した。

とあるから、試合開始時にメンバー表を交換してからずっと中畑コーチはじめスタッフ陣はこのときを待っていたのだ。気が付いたなら、交換直後に「これはどういうこと?」と話を通しておけば良かったと思うのに。
たぶん日本がコールド勝ちしそうな試合であったとしても、中畑コーチは抗議料を携えてベンチを飛び出したに違いない。

この抗議にはオランダ側も「プライドがないのか」と激怒したというが、ワタシとしては、不思議とこういう杓子定規さに何とも言えない日本人らしいメンタリティを感じてホッとするところがあるのは否定できない。

Posted by mura at 2004年8月19日 10:28 | トラックバック
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